ONKYO CR-185とSONY SS-CM3で組むキッチンオーディオシステム


今日はこんな記事です

多田オーディオさんから、ONKYOのミニコンポ本体「CR-185」をいただきました。CDトレイは不調で再生できませんでしたが、外部入力は無事動いたので、ソニーのスピーカーSS-CM3と組み合わせてキッチンオーディオシステムを構築することにしました。

多田オーディオからやってきた本体だけのミニコンポ

時は去年11月のある日、あの大須にあった伝説オーディオ店・多田オーディオさんに初訪問した日のこと。

月末(実際には12月1日でした)の閉店に向け、店内の整理が続く多田オーディオの店内。売り物にもならないようなガラクタもまだまだ残っていたようで、店主の意向でガラクタやお店の備品(収納ケースや工具箱など)を行くたびに引き取ることにしたのです。

この日は、店舗入口入って右側のショーケースに入っていたジャンクのCDプレーヤーを数台と、アイワのシュトラッサーブランドのミニコンポ、そしてONKYOのミニコンポの本体「CR-185」を僕が引き取りました。

うち、今回紹介するONKYO CR-185は、CDトレイの不具合がジャンク理由でした。CDトレイを閉めてもチャッキングしないのです。早速分解して、ゴムベルトを交換してみるも、症状は全く改善しませんでした。チャッキングメカに異常があるのかもしれませんが、そこまでして治す気力は出ませんでした(笑)

一方、通電と音出しは問題ないようでした。試しに外部入力で音出しを行ったところ、問題なく音が出たことから、CDトレイの開閉を殺した上で、外部入力専用のアンプとして活用することにしました。

大ヒットしたミニコンポ「INTEC185」

「CR-185」は、大ヒットしたミニコンポ「INTEC185」の本体部(CDレシーバー)です。

INTEC185は、横幅185mmのコンパクトサイズを実現し、CD、チューナー、外部入力を備えたミニコンポです。ミニコンポの割には音質がなかなか良く、ONKYOがミニコンポジャンルで爆売れするきっかけを作った一台でした。

キッチンに置くスピーカーを考える

とはいえ、居間に置いたところでメインシステムがあるので使わないに決まっています。

そこで、キッチンに設置することにしました。イトケン邸のキッチンに以前ウチにあったビクターのミニコンポが置かれて使用されているのを見て、キッチンにオーディオマシンを置くという発想が思いついたのです。

吊りパイプ棚の上の段に設置することにしたのですが、このONKYOのスピーカーは付属してなかったので、ソニーのSS-CM3を置きました。ここに入るのはSS-CM3かJBLのControl 1しかなかったからです。


ソニーSS-CM3は、去年オーディオシステム3号を導入した際に、ハードオフで108円で売られていたので拾ってきたものです。メインのオーディオシステムに接続したのですが、あまりにもシャリシャリとした残念な音で、座ってじっと聞くには聞くに堪えないレベルだったので、速攻で押入れにしまって閉じ込めていたものです(笑)

キッチンで5~10分聞くだけならまぁ良いか、と引き出しました。さすがに油の多い場所でControl1を使うにはもったいないですからね。

ソニーのSS-CM3が高さピッタリ入り、CR-185は横置きとすることで機材のセッティングが完了しました。「キッチンシステム」と名付けました。

YouTubeに最適化

再生音源はスマホ音源です。ダイソーで入手できる「ステレオミニプラグ-PCAピンプラグ」のケーブルを用意し、CR-185のAUX端子に接続します。

聴く音源は、radiko、Amazon Music、端末内のハイレゾ音源、そしてYoutubeの音楽動画。

とくにYouTubeはジャンルが豊富で、ジャズからアニソン、ポップス、サウンドトラックなど飽きないほどのコンテンツがあります。とくにリラックスジャズ、スタバBGM、無印良品BGMなどがたくさんアップロードされているので、調理中に聴くには快適です。

ちなみに素の状態だと広告がしつこいので、Androidの場合はYouTubeの動画広告をブロックできる「YouTube Vanced」アプリを使用すると動画広告がブロックでき快適です。操作性もYouTube公式と全く同じ。

桶は桶屋?

SS-CM3をCR-185を接続してYouTubeの音楽を流してみたのですが、大きめのプリメインアンプに繋ぐよりも、比較的マトモな聞こえ方になったように感じます。確かに高域のシャリ付きとモコモコとしたこもり感はまだ大きいのですが、調理している音が大きいこともあって、そこまで気にならなくなりました。

やはり、ミニコンポ用スピーカーには、アンプもミニコンポのほうが力を発揮しやすいのでしょうかね。

ぱらちゃん

“桶は桶屋”ですね(笑)

調理中だけ手軽に聞くには充分すぎるシステムになったかなと思います。