FUJIFILM FinePix F10



丸栄歳末中古カメラバーゲンで買った「FinePix F10」
についてもう少し詳しく書きます。

高感度がウリの富士フイルム

富士フイルムは自社でセンサーを開発製造していますが、そのセンサーの最大のウリは「高感度に強い」こと。

かつてのコンデジ業界では、「画素数」「広角」「●倍ズーム」「手ぶれ補正」「顔認識」「高速連写」などがもてはやされ、「高感度」への対応が後回しになることが多かったのです。
最大感度(ISO)への対応はどのメーカーもしているわけですが、ISO400以上を常用感度として使えるコンデジはまだ少なかったですね。

そんな中で2005年に発売されたFinePix F10は、「スーパーCCD ハニカムV HR」というセンサーを積み、画像処理エンジン「リアルフォトエンジン」を採用したことで室内や暗所でも低ノイズで撮影できることを最大のアピール点として、他社製品と差別化を図っているようです。
この「高感度」を実現できたことがユーザーにとっては「好感度」となりよく売れた機種のようです。

富士フイルムの高感度へのこだわりは現在のXシリーズでも強く反映されていますね。

コンデジとして優秀な高感度耐性

今回購入したF10は「正常品」かつ付属品がUSBケーブル以外ほぼ全部揃っている状態で千円でした。


ボディはIXY900ISより一回り大きく、ファインダー無のコンデジとしては大柄ですがその分ホールド感はいいです。程よくメタル感があって質感も充分でしょう。


レンズは35mmフィルム換算で36mm~108mm相当。当時のコンデジでは標準的なスペック。

動作はキビキビしています。AFはIXYほど速くはないものの、実用レベルの速さです。

肝心の画質ですが、ノイズがIXYよりも遥かに低く抑えられていて、室内撮りでも安心して使えます。
手ぶれ補正の機能はないものの、手持ちでもブレは少ないようですね

メニューの呼び出しがやや面倒であるのと(富士フイルムはUIが昔から伝統的に下手なんですよね・・・)xDピクチャーカードを採用してるがために記録や再生読み出しにやや時間がかかることが弱点とはいえますが、これを除けば今でも充分実用できる範囲ではないでしょうか。

マクロが使える

室内で鉄道模型などのブツ撮りをすることが多いワタシにとっては、どれだけ寄れるかが気になるもんですが・・・。


F10の場合もIXYと同じく十字キーの左ボタンで一発でマクロモードに入れるのが嬉しいところ。


マクロのAFはやや遅めですが、その分丁寧にピント合わせしてくれるので外しが少なく一発で決まってくれます。
それと比べてIXYはスピードこそ機敏なのですがなかなか合わせたいところにピントが行かないこともしばしばで、何回も取り直すことが多いのです。
「レスポンス重視だけど精度が粗い」のがIXYで、「おっとりだけど正確にピントを合わせてくれる」のがF10、メーカー間の思考の違いが見えてきますね(一眼レフのレスポンスを重視するキヤノン・ニコン・ソニーは前者の傾向が強く、ペンタックスや富士フイルム・オリンパスなどは画質重視派で後者の傾向が強く思います)

思った以上に寄れてIXYと同じ使い方ができる!しかもIXYよりノイズ少ない!
これは棚からぼた餅ですな(笑)

まとめ

千円でこれだけできるのがスバラシイ!
このお値段なら気兼ねなく全身ボロボロになるまで使い倒せますしね。
下手なおもちゃより高いのでカメラの使い方がわかり始めた小学生あたりのお子さんに買い与えるのにもピッタリな用途かもしれません。
もちろん大人が買っても遊べるおもちゃになりますよ(笑)