本日は私のカメラオールスター感謝祭(笑)
様々なカメラでとらえた今年の桜の様子です。
■D700
D700とX-A1の桜は先月末、桜上水で撮影しました。八分咲きほどで、満開まであともうちょいというところでした。この日は晴天に恵まれ、空と桜のコントラストを楽しめました。
フルサイズ機D700の描写は、やはりほかとは一線異なるタッチで、カリカリとした中心部と、フワフワとしたボケの両立が上手いです。
Photo:Nikon D700 + AF-S24-85/3.5-4.5G
■X-A1
今年撮った桜で一番良い出来に仕上がっていたのがこのX-A1で、CMOSだけどフジらしい爽やかな感じがします。D700同様好感度が強く、ここまでカリカリかつ鮮やかな描写ですと、ファインダー付きのX-E1あたりも触ってみたいと感じてしまう禁断の果実、それがX-A1。
Photo:FUJIFILM X-A1 + XC16-50/3.5-5.6OIS
「ドラマチックトーン」を使うと、肉眼では見れない変わった視点から楽しめます(^^♪
Photo: FUJIFILM X-A1 + XC16-50/3.5-5.6OIS ドラマチックトーン
■K10D
ピントずれが指摘された(詳細後日)K10Dですが、桜の撮影ではほとんど不便を強いられることなく、D80に近い仕上がりの絵が出てきました。CCDだけどD80同様のあっさりとした色目です。解像度も申し分なし。
Photo:PENTAX K10D + DAL18-55/3.5-5.6AL
■α77
久々に使ったα77ですが、低感度での力の発揮ぶりは相変わらずです。3軸チルト液晶がバリバリ使えるのもα77の良いところですね。解像度はイマイチだけど、ボケ味は一級品です。
Photo:SONY α77 + SIGMA18-50/2.8EX DC MACRO
■COOLPIX2000
13年前のクールピクス2000の200万画素でも、充分桜は楽しめます。ISO上限が100なので風が強いと厳しいですが、無風かつ明るい時間帯なら申し分なく撮れます。白飛びしやすいのが難点ですが、発売時期を考えるとむしろ優秀。ニコンらしく、CCDだけどあっさり目の色彩です。マクロモードは桜のクローズアップに強い威力を発揮出来ました。
Photo:Nikon COOLPIX2000
■D50
では一方で、一眼レフのほうは、といいますと、こちらも申し分ない描写です。中級機のD80やK10Dと違って、ややこってり目の色が出てきます。D50はエントリー機で、ややリアルさを犠牲にしてターゲットのファミリー層に合わせた色彩なんでしょうね。これはこれでいい味出していると思いますが。
Photo:Nikon D50 + AF-S24-85/3.5-4.5G
Photo:Nikon D50 + AF-S24-85/3.5-4.5G
■LUMIX G1
G1とE-M5はオールドレンズとの描写も見てみました。
パナらしくリアルに近いスッキリとした仕上がりなのが特徴になってます。FDレンズとの相性も良く、G1特有のくせのあるシャープ感を味わえます。
Photo:Panasonic DMC-G1 + FD28/3.5SC
Photo:Panasonic DMC-G1 + FD28/3.5SC
■OM-D E-M5
最後はE-M5。パナレンズとの相性が良いだけでなく、テッサーのくせのある色合いがかなりいいです。アートフィルターの「ポップカラー」と合わせれば、さらに桜の味が引き締まった感じになります。解像度も良好です。
Photo:OLYMPUS OM-D E-M5 + Tessar2.8/50
Photo:OLYMPUS OM-D E-M5 + LUMIX G14-45/3.5-4.5
今年は去年移行に導入したカメラでとった桜を見てみましたが、どのカメラにも一長一短ありまして、その違いが端的に現れるのがこの桜の描写だと思っています。
今年は天気に悩まされ、地元での撮影は残念ながら曇天で、ここ一週間先ずっとぐずついた天気で非常に残念です。
来年は、快晴の空の下で思いっきりシャッターを切ってみたいものです。
■番外編
EOS 20Dを久々に使いました。非純正バッテリーはさすがにかなりくたびれているようで、途中で電池切れしました。
描写はいかにもキヤノンらしい味………
私はあんまりキヤノンの色好きじゃないんだよな。万人受けであるのはよく分かるんですが、なんかそのせいか味気ない印象で………
Photo:Canon EOS 20D + TAMRON28-200/3.8-5.6
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