駅舎橋上化をめざし工事が進まれていたJR中央線の春日井駅。
ついに29日の完成式典と内覧会を経て、昨日30日に新駅舎が開業しました!
開業初日、仕事帰りに早速見てきましたので写真レポ!
あいにくカメラを持ち合わせておらずスマホで撮った写真なので粗いです(-_-;)
春日井駅が橋上駅舎になった理由
JR春日井駅が橋上駅舎に建て替わったのに春日井駅の構造上、何点も難点がみられたからです。
- 木造駅舎自体の老朽化
- バリアフリーに対応できない
- 南北の通り抜けができず、周辺に南北を縦断できる道路もない(駅内を通るには入場券が必要)
- 北・南それぞれに窓口が別れるため駅員の配置で効率が悪い
などなど。
それを解消するために旧駅舎を取り壊して建て替えられたのが、新しい橋上駅舎です。
春日井市は神領駅の橋上駅舎化や再開発に伴う勝川駅の高架化など、中央線の駅整備には非常に意欲的で、神領駅と勝川周辺の整備が完了した2012年末辺りから工事が進められていました。
工事の進捗状況は、ここのサイトさんが詳細に記録されていますので、チェックされるといいと思います。
新しい駅舎はこうだ!
構造としては神領駅とよく似た配置ですが、神領よりも規模が大きい分デカくなっています。
北口はアーチ状の曲線を描いた屋根が特徴。
一方の南口は角ばっています。駅前整備はまだまだこれからのようです。
JR春日井駅についに「南北自由通路」が設けられ、駅構内に入らなくとも北口と南口を行き来することが可能になり、地域住民には利便性が格段向上。
北口の階段下にはATMがあります。
春日井市と提携している大垣共立銀行と、農協の2つが設置されました。
ゼロバンクATMで使える銀行口座の人なら、大共ATMが利用可能。
コンコース、かなり広々としていて開放感があります。駅の照明はLEDです。
春日井市をPRするために設置されたスクリーン。中日新聞ニュースも配信。
きっぷうりばはタッチパネル式の新型が3機設置されました。有人窓口(みどりの窓口)もあります。
新型の券売機。関東でよく見かける光るランプがついたタイプです。
ちなみに参考ですが、こちらが勝川や高蔵寺で採用されている従来式。こちらは光る部分がありません。
ベルマート。当初はおなじみの赤い旧ロゴで落成される予定だった(上のリンクのサイトに写真あり)ようですが、その後ベルマートのロゴ変更がなされたため結局新ロゴでの開店となったようです。
勝川よりショボい気がするが、旧駅舎の頃のキオスクを考えれば順当な規模なのかもしれない。11/2までおにぎり30円引きセール中。
ちなみに旧駅舎時代にあったパン屋は復活しない模様。
まぁ北口出てすぐにパン屋あるしねぇ…(笑)
南口方面はちょっとしたギャラリーとなっています。
「書のまち」アピールのため、市民の書道作品も展示されています。
ギャラリーの一部では、JR春日井駅の歴史が写真で掲載されています。
貴重ですね。
<SPONSORED LINK>
さて、中に入ってみましょう!
改札口も非常に開放感あります。
改札内コンコース。
一部木材を使って両隣駅と差別化してるみたい。
トイレは1番線寄りにあります。
設備的には他の駅とだいたい同じ。
1番線(多治見方面)ホーム名古屋方から高蔵寺方。
工事中は暗い印象がありましたが、照明がLEDに取り替えられ、暗い印象が払拭されています。
ホームは今までのものを使っていますが、綺麗に舗装し直されています。
自販機が最新型に。
セブンティーンアイスって需要あるのかな・・・
つい一昨日まで使用されてきた仮駅舎と仮跨線橋。
お疲れ様でした。
新しい雰囲気の駅にほどほど新しい新車(=313-1300)が入る。
てなわけで、やっぱ地上駅舎と比べるとすごくデカく見えるな、という印象。
味わいのある木造駅舎がなくなってしまったのは残念だけど、新しい駅も最先端を感じることができてなかなか良いですね。
以上がレポでした。
旧駅舎
旧駅舎時代のJR春日井駅。
何十年も経つ木造駅舎がなかなか良い佇まいでした。
旧駅舎時代は地下通路を介してホームや南口と行き来する構造でした。
昇り降りだけを考慮すれば橋上駅舎よりも昇り降りが少なくて楽なんだけどなあ・・・
南口は人通りも少なく、落ち着いた雰囲気を醸し出していました。
仮駅舎
ついでに仮駅舎も載せときます。
ただのプレハブなんでコメントは省きます(^^)/~~~
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