Xperia feat. HATSUNE MIKU SO-04E レビュー&ドコモまとめ


8月31日特別企画その2はXperia feat. HATSUNE MIKU SO-04E(以下ミクスペリア)のレビューです。

この機種の発売日は2013年9月18日なのですが、初音ミクの誕生自体が8月31日ということで、本日レビューします。また、ドコモに機種変した感想を述べさせていただきます。

そもそもミクスペリアとは?

2008年8月31日に発売され、ニコニコ動画を始め一大ブームを呼んだ初音ミク。ヤマハが開発した楽曲ソフト「VOCALOID」に北海道の企業・クリプトンがキャラ設定して売りだしたのが初音ミクでした。「みっくみくにしてあげる」や「メルト」など数々のヒット曲を生み出し、「ねんどろいど」ではシリーズNo1を売り上げ、ファミマとコラボ、GoogleのCMに採用されるなど、日本が誇る一大コンテンツとなりました。北米では、あの世界のトヨタ様までもCMに採用するほど。SONYでは以前からこの「初音ミク」とコラボした限定品をPSPやウォークマンなどで展開していました。

一方、SO-04E「Xperia A」としてドコモが売りだした2013年夏モデルのSONYのスマートフォン。当時は「ツートップ戦略」を打ち出し、GALAXY S4とこのXperia Aを優遇して販売していました(この戦略が他メーカーには痛手となり、NECカシオやPanasonicが個人向けスマホから撤退しています)

そんな「初音ミク」と「SO-04E」がコラボしたのが、「ミクスペリア」でした。Xpria Aの機能はそのままに、ミクスペリア専用のアプリや壁紙を内蔵した魅力あるモデルとなっています。

■私とミクスペリアとの出会い

以前はソフトバンクのiPhone4Sでした。それほど不満はなかったのですが、「dアニメストアを使いたい!」一心でドコモへのMNPを考えていました。

最初は安さ重視でドコモのiPhone5sを考えていましたが、新規参入キャリアであまりiPhoneの評価は高くなく、NFC非対応や防水機能がないなど大した機能が未だに無いことがネックでした。以前からXperiaへの憧れはありましたが、まだ考慮もしていませんでした。
しかし、参考程度にドコモオンラインショップを覗いたところ、SO-04Eとミクスペリアがそれほど高くないことが分かりました。近くのドコモショップに問い合わせたら、「通常のSO-04Eは無いが、ミクスペリアならありますよ」とのことでしたので、ソフトバンクからMNPでドコモに移りました。

■この携帯で、ミクが好きになれる。

箱もミク仕様、通常色には付属しないヘッドセットもミク色、そして一番の目玉の裏パネルは全体ではなく、髪の毛に限定されているところはうまく出来ていると感じました。
開封して電源を入れたら、壁紙やウィジェットが早速ミク仕様です。マチキャラもしっかりミクのコスプレしているところが面白いです(ただし、メイドのメイちゃんがコスしているだけのため、声は豊崎愛生さんなんですが)

基本仕様はSO-04Eと変わらないので、Xperiaを持っている、という所有感ももちろん満たせます(笑)

バッテリーは最初は減りが早いとも思いましたが、それほどでもないと思いました。一日ならしっかり持つでしょう。ただし、GPS、WiFiオフ、画面回転無効時の話ですので、常時GPSとWi-Fiがオンだった4Sに比べると、やはりバッテリーは悪いかな、とも思いますが・・・。

サイズは最近のAndroidスマホとしては小型で、非常に持ちやすいです。

■みっくみくになれる満足仕様。

ミクスペリア専用のミクアプリやウィジェットは完成度が高く、実用的であると同時に、癒やしを与えてくれます。特に天気ウィジェットのデフォルメ絵が、とても可愛い。
壁紙や着信音として使える画像やメロディが大量に入っているのも魅力です。

内蔵メモリは32GBで、大量のボカロ音楽を手軽にウォークマンアプリで高音質で聞くことが出来るほか、SONYのBDレコーダーの番組をおでかけ転送することも十分に出来ます。さらにiPhoneでは出来ないmicroSDへの拡張機能があるので、安心です。

■その他気になったこと

防水機能はありがたい。軽い雨なら普通に使用が可能なのは嬉しいです。
・通話の音質はどうにかならなかったのか。プツンプツンと途切れが多く、大きな声で話しても相手が「モゴモゴしていて聞こえない」と返してくる。特にハンズフリーの時は顕著で、テーブルに置いた状態だと、相手に伝わらない。
・以前のAndroid機にあったもっさり感は殆ど無く、快適。ただ、プリインのブラウザとChromeは使いものにならない。
画面は綺麗。ノングレアタイプの保護フィルムを買ったが、それでも解像度はいい。
・カメラはぶれやすい。シャッターボタンが押しにくい。ただ、スリープ時からシャッターボタン長押しでカメラが起動するのは非常にいい。ボケは少ないが、ノイズは少なめで明るく撮れます。
転送ソフトはMedia Goで、ATRAC非対応。せっかくローカライズ版なんだから、ATRACとX-アプリに対応して欲しかった。

■総評

このミクスペリアのお陰でボカロ音楽も色々聞くようになりました。触っていて、非常に楽しいし、自由にカスタマイズできる。

iPhoneにはできなかったことが、ミクスペリアではできる。こんな楽しい携帯があったろうか?

このミクスペリアは2年間はちゃんと使います。機種変後も音楽プレーヤーとして壊れるまでともにしたい、そんなスマホでした。

作例

別の作例を価格.comのレビューにも掲載しておりますので、そちらもご覧ください。


 

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ドコモに変えて正解?不正解?

私はソフバンからドコモに変えました。本当に良かったのか?を1ヶ月使ってみた結果から検証してみます。、

電波
都市部ではソフバンのほうが良かったのでは、と思ってます。コミケの待機列でもソフバンは普通に繋がりました。ドコモは人間Wi-Fiの近くでWi-Fi出ないとまともに繋がりません。今年のコミケで「ドコモ役に立たねぇ」と言っている参加者を見かけましたが、本当にそうだと思います。

料金
以外にそれほど変わってない。今月はいらない付随サービスの料金がかかっているのでいつもより高いが、かかっていなくても高い。マチキャラを欲しいとなると、機種変してお得になったとはいえないと思います。

ドコモショップの対応
テレ朝とかカラダメディカとかNOTTVなどいらないものを付けさせられて、頭金ゼロになった。テレ朝等はすぐ解約できたので、1ヶ月分のみ請求で済んだが、一番いらないゴミのNOTTVは10月末まで解約できない。ソフバンはUULAをすぐ解約できるというのに、まじふざけてる。

その他ドコモサービスなど
非常時の対応はさすが、と思います。dアニメストアは1000作品以上をどれだけ見ても月額432円で最新作も配信しているので、録画失敗した時の助け舟。しかも、PCで見ても綺麗。ニコ動がゴミと思えるほど。

しゃべってコンシェルは色々マチキャラを変えられるのが楽しい。TBSの500円コースあたりだと、1ヶ月1つはTBS放映のアニメキャラのマチキャラが手に入るので楽しい。

 

総じて、ドコモは可もあり、不可もあり。

料金面を無視するなら、ソフバンのiPhoneとドコモのXperiaの2台持ちが理想の形かもしれないですね。

 

レビューに関するご感想をお待ちしています。

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